GakuNin Cloud by NII

オンデマンド構築サービス

「学認クラウドオンデマンド構築サービス」では、あらかじめ用意されたテンプレートを指定して実行するだけで、大学・研究機関が契約しているSINETと連携したクラウドに計算資源を確保し、その上で動作するアプリケーション環境のインストールや設定までを自動的に行うことができます。SINETに接続した複数のクラウドを連携したインタークラウド環境に対する教育・研究環境の構築もできます。

オンデマンド構築サービス

本サービスは、「初期導入支援」「オンデマンド構築機能」、「情報共有・問い合わせ対応」から構成されています。

 

初期導入支援
利用機関の計算資源とクラウドの計算資源をSINETクラウド接続で安全に連携させて使用するには、利用機関とクラウド間のネットワーク接続設定と、クラウド上のネットワークの設定を適切に行う必要があります。特にクラウド側の設定はプロバイダーにより異なり、設定箇所も分散して複雑です。これらの設定作業をNII担当者が後方支援します。

 

オンデマンド構築機能
クラウドごとに異なる利用方法を統一し、複数のクラウドが利用可能なソフトウェア(仮想クラウドコントローラ)を提供します。入力パラメータを変更するだけで異なるクラウドの計算資源をオンデマンドで起動、停止することができます。また、利用者はアプリケーション環境の構築手順をテンプレートとして記述することができ、計算資源の起動からアプリケーションの配備までを自動的に行えます。
配備するアプリケーションの実行環境はコンテナ技術を利用してパッケージ化します。この構築手順のテンプレート化、アプリケーションのパッケージ化の両技術により、再現性の高い環境の構築を可能としています。テンプレート化されていないアプリケーションに対しては、利用者が独自のテンプレートを作成するための開発キットを提供します。

 

情報共有・問い合わせ対応
本サービスを利用するための有用な情報の共有と各種問い合わせに対応します。情報共有では、基本的な計算環境といくつかの教育・研究目的やSINETを利用したアプリケーション環境について、テンプレートを公開しています。利用者は、テンプレートを自身の環境ニーズに合わせてカスタマイズし、利用することができます。

OCSの仕組み

VCP~クラウド上のアプリケーション環境構築を支援するミドルウェア(動画)

学認クラウドオンデマンド構築サービス(OCS)の概要、最新情報(2022.06 セミナー)(講演資料)

学認クラウドオンデマンド構築サービス(OCS)の概要、最新情報(2022.06 セミナー)(動画)

オンデマンド構築機能によるMoodleの構築(2021.12 セミナー)(動画)

セミナー資料

基礎編とハンズオン(2022.6 セミナー)(ダイジェスト版動画)

セミナー資料 2018年度~

利用環境

利用機関・クラウドプロバイダ間の接続に加え、SINET関連施設に設置している本サービスのコントローラとの接続が必要です。
SINET接続もしくはインターネット接続が利用できます。
本サービスのクライアントソフトウェアからSINET関連施設に設置されている本サービスのコントローラとクラウドプロバイダ上の資源やサービスを制御し、アプリケーション実行環境を構築します。

試用環境

本サービスでは、正式に利用を申込む前に、その有用性を確認していただくために、簡単な申し込みで利用できる試用環境を用意しています。本研究所が所有するサービス環境を利用するため、インターネットに接続できるPCとブラウザがあればお試しいただけます。

こんなお悩みを解決できます

VCP (Virtual Cloud Provider) の mdx サポートに向けた実装と活用例

サービス利用について

申請条件

所属機関(大学・研究機関等)が学認に参加していることが必要です
利用申請は機関単位となります(教職員・学生個人での利用申請はできません)
クラウド事業者による利用申請は受け付けていません

利用料金

本サービスは無料です。
本サービスを経由してパブリッククラウドなど有料のサービスを利用する場合、利用料は利用機関のご負担となります。

利用までの流れ

01

申請手続き

申請手続き

利用申請書を記入し、メールにて送付ください。
すでに学認クラウドに参加している機関は(新規の参加申請ではなく)
変更届を提出してください。

利用申請書のダウンロード
学認クラウド利用申請・届出書 記入の手引き

送付先
国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術基盤課 認証基盤・クラウド推進チーム
Email: メールアドレス

02

利用承認

利用承認

利用申請書が受理されると、承認書が届きます。

03

利用開始

利用開始

承認手続きが完了すると、NIIからメールで利用開始通知が届きます。
メールが届いたらサービスが利用可能となります。

マニュアルはこちら
OCSユーザー登録フォーム

申請・届出の前に

申請・届出にあたっては、以下をご一読・ご同意ください。

国立情報学研究所クラウド利活用支援サービス利用規程

よくあるご質問

利用料金はかかりますか?
本サービスの利用は無料ですが、商用クラウドプロバイダなどの利用料は、利用機関もしくは利用グループの負担になります。
学認は必須ですか?
本サービスの管理ツールやWikiページへのログイン認証に必要です。NII Orthros IDでも認証可能ですが、若干の制約があるため学認のご利用をお勧めします。
SINETではなくInternetでも利用できますか?
利用できます。しかし、SINETはクラウドプロバイダと直結しており、利用機関とクラウドプロバイダ間の高速かつ安全な通信が可能です。また、プロバイダによってはデータ転送料金の割引があります。SINET接続をお勧めします。
利用グループの全員が本サービスを使えるのですか?
本サービスを利用してクラウド環境を構築できるのは、VC利用者と呼ばれるクラウド環境構築担当者です。VC利用者は、利用グループの管理者(VC管理者と呼ぶ)が自由に指定でき、利用グループ員全員をVC利用者とすることもできます。なお、VC利用者が構築したクラウドのアプリケーション環境の管理は、利用グループが行います。
どこのクラウドで利用できますか?
以下のクラウドプロバイダに対応しています。
・Amazon Web Services (AWS)
・Google Cloud Platform (GCP)
・Microsoft Azure
・Oracle Cloud Infrastructure
・ProxmoxVE
・VMware vSphere
・mdxⅠ
・mdxⅡ
・さくらのクラウド
誰でも利用できますか?
本サービスは、短期大学を含む大学や高等専門学校、国公立試験研究機関、研究または研究支援を目的とする独立行政法人や特殊法人、学会、学術研究を目的とする公益財団・社団法人及び一般財団・社団法人、並びに大学に相当する教育施設などが無料で利用できます。