ご利用までの流れ

1.事前準備

下記環境要件を満たしていることを確認してください。満たしてなければ、「3.学認クラウドオンデマンド構築サービス接続申込み」の実施までに用意してください。

2.クラウド利活用支援サービス利用申請

機関として、本サービスの利用を申請します。本サービスでは、ひとつの利用機関の複数の利用グループに対し独立したサービス環境を提供することができますが、利用グループ毎ではなく、機関として最初のグループが利用するときのみ申請します。申請方法は、「クラウド利活用支援サービス利用申請方法」を参照してください。

3.学認クラウドオンデマンド構築サービス接続申込み

上記のように、本サービスではひとつの利用機関の複数の利用グループ毎に、独立したサービス環境の提供を受けることができます。サービスを独立したい利用グループ毎に接続を申込みが必要です。利用グループ毎に以下の流れで申込んでください。

(1) 接続打合せ

利用グループ、利用機関情報管理部門、本サービス運用チームで打合せを持ち、接続形態やスケジュールなどについて議論します。

(2) 接続形態決定

利用機関内で接続形態と本サービスのコントローラIPアドレス割当などの接続情報を決定してください。

(3) クラウドプロバイダとの調整(SINETクラウド接続を新たに利用する場合のみ)

SINETクラウド接続をご利用の場合、クラウドプロバイダと接続に必要な情報の調整を行ってください。

(4) 接続申込み

学認クラウドオンデマンド構築サービス接続申込書を提出してください。提出方法は「学認クラウドオンデマンド構築サービス接続申込み方法」を参照してください。

4.クライアント環境の準備と利用機関側のネットワーク設定

クライアントソフトウェア(Dockerコンテナイメージ)を提供します。利用グループの計算機もしくはクラウド上の計算資源にインストールしてください。また、利用機関の情報管理部門は利用機関側のネットワーク設定をお願いします。

5.クラウドプロバイダ側のネットワーク設定と動作確認

クラウドプロバイダのネットワーク設定をします。クラウドプロバイダの設定については、本サービス運用チームが、利用グループ専用の設定スクリプトの提供や画面共有による設定の支援を行います。また設定後に接続確認を行います。正常動作が確認されれば利用を開始できます。